スイカズラ
2009年05月20日
ド・ラ・エの奥側にある水場にひっそりと咲いているこの花を、皆さまご存知でしょうか。
黄色っぽい花をつけたこの植物には、「スイカズラ」という名前がついています。
薬用植物としても使われるこの花は、6月頃までが見ごろです。
花は2つずつ並んで咲くのですが、片方が白色で、もう片方は黄色の場合があります。
このために、金銀花(きんぎんか)とも呼ばれ、また、冬でも茎の先の葉が
落葉せずに残っている様子から忍冬(にんどう)という名もあります。
管状になった花を引き抜き、管の細いほうを口に含んで静かに吸うと、よい香りがし、
花の蜜は甘い味がすることから「スイカズラ」といわれています。
決して派手な花ではありませんが、一度、匂いをかいでみてください。
いい香りが体いっぱいに広がって、きっとほっこりした気持ちになると思います。
ド・ラ・エには、室内だけでなく敷地内にもたくさんの植物が植わっています。
季節ごとに表情の変わるド・ラ・エの植物たちを、これからも皆様に紹介していきますね。